六本木(roppongi)

六本木は東京・港区に属し、1丁目から7丁目までで構成されています。地下鉄は日比谷線、南北線、都営大江戸線が通っていて、車でのアクセスは首都高速の飯倉ICが便利です。「夜の六本木」のイメージがありますが、日中は多くの働く人や観光客でごったがえしています。

名前の由来

六本木の地名の由来は江戸時代、この界隈に六本の松の木があった説と、青木家・一柳家・上杉家・片桐家・朽木家・高木家六つの大名屋敷が存在していたという説とがあります。その頃は豊富な湧水や地下水を活用して金魚の養殖が盛んだったところも。江戸時代は武家屋敷街、近代は軍事施設が点在していたり日本の要所として活用されてきた歴史があります。

街の見どころ

ちょうど六本木の真ん中にある日比谷線・六本木駅から地上へ上がると、周辺には「六本木ヒルズ」、「森美術館」「国立新美術館」、「テレビ朝日」そして「泉ガーデン」「サントリー美術館」などが数百メートル圏内にあります。

「ミッドタウン六本木」は住所は赤坂9丁目ですが、六本木のランドマークと言っても過言ではないでしょう。主にこれらの建物と関連施設が、初めて六本木を訪れた方には人気のスポットとなります。

数ある六本木の人気スポットの中から今日は「新国立美術館」をご紹介します。国立新美術館は日本で5番目の国立美術館として2007年に開館しました。コンセプトが“森の中の美術館“と謳われている通り、緑豊かな環境の中にスタイリッシュな外観の建物がとても目を引きます。館内はとても広々としていて、展示室の他にカフェやレストラン、ミュージアムショップが併設されていますので長い時間楽しむことができるのではないでしょうか。小さいけれどアート関連の図書室も併設されてますので文化を楽しむ一環としてぜひ利用してみたいものです。

六本木のお買い物事情

六本木ヒルズにはリンコスが、ミッドタウンには東急ストアが入っていますね。あとは福島屋、もとまちユニオン、成城石井、明治屋、まいばすけっと、マルエツプチというところでしょうか。高級とされるものや、通常のラインナップでは見かけないものもこの界隈ではみつけることができますので、楽しいですよね。個人的には六本木駅降りてすぐの「ワインショップ・ソムリエ(ワインと食の総合ショップ。商品がとても充実してます)」もおすすめです。

六本木の治安は・・・

警視庁発表の直近1ヶ月の犯罪件数を確認したところ、六本木3丁目と6丁目、7町目が40-80件台となりました。概ね粗暴犯(酔っ払って粗相をしたのでしょうか)、出店荒らし(お店や事務所が多いですものね)、万引きなどが目立つようです。犯罪件数が80件台と多い六本3丁目ですら侵入窃盗(空き巣)はゼロですので普通に生活してる分には住民に影響がないレベルです。ただ都会ですので他所からいらしてる方が多い土地柄上、深夜は人の多い明るいところを歩きたいものです。

まとめ

街のごちゃっとした雑多な雰囲気と六本木ヒルズやミッドタウンのような、よそ行きの雰囲気が混在して街全体のパワーとなっている不思議な魅力を持つ六本木。憧れの都心ライフをスタートさせるのに候補に入れておきたいエリアです。